【交通事故体験談④】自動車保険の担当者のとにかくやる気がない理由

交通事故
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これまでの出来事

直進道路を走っていると道路外のコンビニから出てきた初心者ドライバーにぶつかられた話です。

被害者側にとって最悪な状態

①私の車の修理見積り価格が低すぎる
車の修理見積りは相手の保険会社(三井住友海上)にいちゃもんをつけられ、最低限の修理すらできない金額に修正を求めらる。(18万円→8万円)

②相手の車の修理見積り価格が高すぎる
さほど破損していない新車で買っても100万程度の軽四、しかもおんぼろの加害者側の車の修理費が異常に高く見積りがだされている。(15万円)

③過失割合が不適切
過失割合が9:1が妥当だと考えらるにも関わらず8:2だといわれている。
自動車修理会社の社長に事故の詳細を話したら『おそらく9:1ぐらい』だと。
実際にネットなどで凡例を調べたら9:1が妥当だと思われる。

計算すると、勝手に飛び出してきた下手くそな初心者ドライバーに突っ込まれた被害者側であるにも関わらず、

ざっと計算して14.6万円の損失がこのままではでてしまいます。

もう散々です。

自分の自動車保険の担当者に抗議

上記の3つの件に関してまったく納得がいかないのでもちろん自分の保険会社(SBI損保)の担当者に抗議しました。

①私の車の修理の見積り価格が低すぎる件について

担当者は車を見ていないからわからないとの回答

②相手の車の修理の見積り価格が高すぎる件について

実際に担当者が車を見に行ったが妥当だと判断した

③過失割合が不適切

前例に従い、妥当だと判断している

こちらの味方になるわけでなく、相手保険会社の言い分で通そうというのが私の保険会社担当の対応でした。

そして『なるべく早く終わらせましょう』と解決をやたら急いでいる印象でした。

なぜ保険会社担当者がやる気がないのか

私の自動車保険(SBI損保)の担当者は非常にやる気がなく、とにかく早く示談に持っていきたいと考えているようです。

なぜここまでやる気がない、味方になってくれないことを推測すると

『どういう結論になろうが保険会社の損失がない』からだと思われます。

今回の事故で保険を使って、相手の車の修理を行うと私の保険は3等級ダウンします。

そうすると今後の保険料が4万円ほど上がる予定です。

車両保険には入っていないので、SBI損保は相手の車の修理代のみ負担します。つまり相手の修理代が4万円以下であれば保険を使わない方が得になります。

今回の事故の場合、相手の車の修理代が15万円の見積りがだされていて、どんなに私の過失を大きく問われてもせいぜい2割です。

最大でも修理代は3万円なので、私にとって最悪な結論であっても保険を使うという選択肢はまずありません。

どうころんでもSBI損保の損失はゼロになります。

①私の車の修理の見積り価格が低すぎる件について
→車両保険に入っていないので、私の車の修理代は低かろうが関係ないのでどうでもいい。

②相手の車の修理の見積り価格が高すぎる件について
→どうせ保険を使わない価格なのでどうでもいい。

③過失割合が不適切
→今回の事故の場合、9:1といえば相手保険会社と争うことになる可能性あり→めんどくさい。
どっちにしろSBI損保に損失が無いので8:2といった方が面倒ごとがない。

弁護士特約に入っていなかった痛恨のミス

保険会社は味方でもなんでもありません。営利団体であることを肝に銘じておきましょう。

加害者側の保険会社(三井住友海上)はできるだけ被害者の私に対する賠償金額を下げたいと考えます。

とにかく修理見積価格にいちゃもんをつけて値段をさげようとする。

過失割合もできるだけ私にも過失があったことにしたいのです。

私の保険会社(SBI損保)はどうころんでも損失はないので、この案件を早く終わらせたい、相手の保険会社の都合のいいように動けば早く解決するので言いなりです。

それにしても、めちゃくちゃなことを言われるのはおそらくが『弁護士特約』に入っていなかったからだと考えられます。

弁護士が介入すれば、素人相手ではなくなりますので、相手保険会社も筋の通らないいちゃもんは言ってこなくなるでしょう。

また、私の保険会社にとっても弁護士特約を利用されると、弁護士費用を負担しないといけなくなり損失がでます。

私が弁護士を利用しないくても納得できるような形に持っていこうと努力はするとおもいます。

弁護士特約は事故の被害者になってしまったときに効果を発揮するものなので、今回の事故で必要性を痛感しました。

面倒な交渉事を委託できるメリットはもちろんですが、なによりも弁護士がいないとなると保険会社になめてかかった対応されることになります。

今回の私の事故の場合、愛着のない車を修理すれば直る程度にぶつけられただけでし、怪我もありません。

これが、愛車を大破され自分自身や家族が大けがをさせられた時に保険会社にめちゃくちゃないちゃもんを付けられるようなことがあると思うと非常につらいです。

やはり『弁護士特約』は必須だと痛感しました。

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